■ 通信制高校と連携する理由 ■

ここからは、あくまでラヴニールのスタンスとして、であることを、あらかじめご了承いただきたく、お願いいたします。

ラヴニールでは、「あなたはどんな自分でありたいの?」ということを大切にしています(している・・・、つもりです)。
ですので、今は学校に行っていなくても、またいつか学校に行きたいという気もちも尊重するし、もう学校は行かない! 行きたくない! という気もちも、尊重します。

「その人がどうしたいか」。自分で決めてほしいからです。
その人にとって、その人の人生はその人のもの。だから、自分で考えて、自分で決めて、自分で進んでほしいと考えます。

自分で決めたからには、言い訳を周りのせいに求めないこと・・・、と厳しいことを言いますが、自分で決めるって、そのぐらい大変だし、でもとても大切なことだと考えます。

とは言え、自分で決めたことでも、たまに「あれ、何だかちがう」と思うことが出てきます。

一旦学校に行くんだって決めたけど、やっぱり何だかしんどい。
もともと大勢の中で一緒にいることがつらい。

理由はいろいろあるかと思いますが、その、「何だかおかしいな」と思ったときに、おかしいままで進み続けると、その「おかしいな」という感覚が積み重なっていったままになってしまい、さらにつらくなってしまうことがあります。

この、「おかしいな」を小さくしたり、あるいはまったくなくしてしまうには・・・。

「他の道を探してみる」

というのが、ひとつ、方法として挙げられます。

イメージとしては、

車で走っていた道が、どうもこの先工事で通行止めらしい。
じゃあ、別の道を走って工事区間を避けよう。
この後もとの道に合流してもいいし、このまま別の道を走り続けてもいいし。

このような感じです。

この「別の道」が多ければ多いほど、「何だかおかしいな」を、より小さく、あるいはまったくない状態で、進んでいくことができます。


ラヴニールが通信制高校と連携するのは、こういった、「別の道」を、できるだけ多く知り、お知らせしたいからです。